この度、私は「高橋れい子♪うたう詩集-きらきらいのちがつながっているよ」という本を個人出版いたしました。詩(歌詞)に、絵と楽譜がついた♪歌絵本です。
だんだん寒くなってきて、肉まんがおいしい季節になってきました。
この写真は、十数年前に、当時中学生だった知人の子が描いた肉まん天使の絵です。落書きのようにその場で描いたものですが、発想がユニークで生き生きとしてかわいいこの天使の絵を長年捨てられずに壁にかざっていました。そして二枚目の写真は、8年ほど前にこの絵をもとに私が木に彫った肉まん天使ペンダントです。
先日、不動明王像修復の仕事をし、その写真をブログに投稿いたしました。
その時間の流れの中で、これまでに私が描いた仏画や、木彫のお地蔵様、自作の曲や詩などをいろいろ思い出しましたので、一部を紹介させていただきます。
昨日は北海道で震度7の地震がおきました。西日本豪雨に続き、大きな災害が続き、緑の大地が抉られ、多くの方が被災されました。私たちが住むこの場所も、山と川の町で、他人事とは思えません。そんなつらい気持ちの時に脳裏に浮かんできたのは、『みどりの子守歌』の一節でした。
❀コンサート のご案内です❀
「うたう山桜」CD発売記念コンサート
9月8日㈯ 14:00~
ギャラリー&カフェ 山猫軒 入場無料カンパ制
(詞と曲 高橋れい子、本尾亮)
昨日の午後2時ごろ、うだるような暑さの中をバイクで出かける途中に見た光景にびっくり!
こんな暑い日に、外に出る人は誰もいないだろうと思ったら、水出しコーヒーでおなじみ「ときがわの小物屋さん」 には、木陰で涼んだり、足水をしたりしながらコーヒー時間を楽しむ数人のお客さんがいました。田舎のあたりまえの自然を大切な宝物のようにすくいあげて教えてくれる、自称ときがわ大好き病の小物屋さん。こんなお店がすぐ近くにある幸せを感じます。
犬年の平成30年が明けましておめでとうございます。人間にとっても動物たちにとっても森にとっても穏やかに暮らせる年になりますように。本年もよろしくお願いいたします。
今まで作ったワンコたちのご紹介です。
9月16日のブログで、高橋れい子木彫展「越生の山と物語」に展示した作品をご紹介させていただきました。越生の人や木と出会ったことによって生まれてきたものがたくさんあり、改めてその意味を見直すことができました。
ギャラリー&カフェ山猫軒での個展「越生の山と物語」が8月27日に終了いたしました。今年は山猫軒30周年記念ということでしたので、私が越生町黒山に住んでいた1983年から14年間に製作したものと、その後ときがわに移って最近までに作った、「越生」をテーマにしたものを展示しました。
4月15日(土)、16日(日)に第3回Artokigawa展が 木のむらキャンプ場(ときがわ町大野)と大野神社において開催されました。主催はときがわ活性会です。私も出展者として、お手伝いとして参加いたしました。
師走がすぎ
新しい年を迎えた日
ある一枚の年賀状に目がとまりました。
それは八ヶ岳の麓に住む、一人の詩人からいただいたものでした。
浮かぶ梅の花びらの写真に詩が添えられています。
今から五十?年前のお話です。あるところにお掃除が好きな中学一年生の女の子がいました。大好きなので、つい手が動いてまわりをきれいにしてしまいます。ある時、少女は学校の木造校舎の廊下を固く絞ったぞうきんできゅっきゅっきゅっきゅっと拭いてみました。そうしたらその10センチ四方ほどの廊下の床がピカピカになりました。
以前、星の雷電王の星降る村の日記という心暖まるブログがありました。ときがわホースケアガーデンの香織さんが、牧場の動物たちや訪れる人たちとの関わりの日々を、馬の目から見るという形で綴っていたものです(残念ながら今はもう見ることはできません…)。いつも楽しみにして読んでいましたが、ある日、その中に、たわむれ遊んでいる動物たちの写真とともに、かわいい言葉が出てきました。
隣り町の小川町駅から南の方角に歩いていくと、突き当ったところに素敵な古い民家が見えてきます。以前からここを通るたびに関心をもっていた建物でした。昨年6月にその場所で知人ご夫妻が「たまりんど」というコミュニティスペースを始めました。江戸時代に建てられた長屋を改修したこの建物で、木の住まいのこと、食のこと、エコ、エネルギーのこと等をテーマに、ギャラリー、イベント、教室として魅力的な活動をされています。
この花は胡瓜草(きゅうりぐさ)というそうです。忘れな草に似た、直径1.5㎜ほどの小さな小さな花で、本当に気をつけて見ないとわからないので、ただの雑草にしか見えません。よくある植物なのに私もまったく知りませんでしたが、ときがわホースケアガーデンで紹介してもらった友人から教わりました。
ときがわホースケアガーデン(→HPはこちら)という牧場が私の家の近くにあります。ときがわに住むようになるまでは、ほとんど馬に接する機会はありませんでしたが、ここで馬たちと触れあっているうちに、馬と人との関係に思いを巡らすようになってきました。
アトリエ〈あゆす〉のホームページには「歌とオルゴールの部屋」というページがあります。その中で1996年につくった「山桜」という曲を紹介しています。越生町に住む菅井千春さんが歌ってくれている動画と、歌が生まれた経緯やその後の関わりを「山桜の花」「山桜の樹」を通して書いてきました。材木、林業、山の景色などの位置から見た山桜のこともお伝えしたいとずっと思ってきました。
本棚の位置替えのための整理をしていたら、都幾川村史資料 文化財編「石造物」という本が出てきました。購入した時以来、十数年開いていない本だったので、どんなものが載っていたかとパラパラと見ていると、とても心に沁みる美しい文章に出会いました。
「道は生きている。道は人の歴史と共にある。我々が荷を背負い汗してのぼった道、悲しい涙を吸った道。笑いさざめきの聲を響かせた道、其の一角、一曲がりにも昔の遠い祖先からの深い思い出を秘めている。今この道が凡て面目を一新して林道として生まれ変わろうとしている … 」
あわただしい年の瀬とおめでたいお正月もすぎ、日常の暮らしがもどってきました。
このアトリエ〈あゆす〉のホームページを始めて約一年、あまり広げようという気もなく、一日の訪問者が0~4人ほどの実にささやかなものですが、思いがけないうれしい再会がありました。
昨年末ごろ、一本のメールと、沖縄からの一通のお手紙が届きました。お二方とも、今から三十年ほど前に、りんごの木で彫った髪飾りと人形を買っていただいた方でした。
私が住んできたときがわ町、越生町周辺の人や場所の魅力をお伝えするブログを書きたいと思いながら、たくさんあって何からどう書こうかと迷っている間に、あっというまに半年以上が過ぎてしまいました。そろそろ迷うのは卒業して、身近な小さなできごとから書き始めたいと思います。
アトリエ〈あゆす〉のホームページは、仕事内容の紹介とともに、そのものが「40年日記」のようなものでもあり、個展会場でもあります。これまで製作してきたものの一部を、人との関わりも含めて追加更新しながら進めてきました。これからも少しずつ加えていく予定でいます。
昨年2013年に滑川町のギャラリー「かぐや」さんから、これまで作った最初から現在までの作品全体の流れを展示してみませんかというお誘いを受け、16年ぶりの個展をさせていただきました。