観音様とお地蔵様

 先日、不動明王像修復の仕事の写真を投稿をいたしました。その時間の流れの中で、これまでに私が描いた仏画や、かわいい木彫のお地蔵様、自作の曲や詩などをいろいろ思い出したので、その一部を紹介させていただきます。
 私たち夫婦は月に一度、ときがわ町の皎圓寺という臨済宗のお寺での書会に参加させてもらっていて、2年に一度、会員の皆さんと小川町図書館の地下ギャラリーで10月ごろ、皎心展という書画展をしています。ここに載せた作品は、主にはその展覧会に、書と共にこれまで出品してきたものです。つたない作品ではありますが、ご覧いただけましたら幸いです。

「白身観音」
掛け軸にしました。



「散華」 友禅染め



「座禅草」 木彫

ザゼンソウ



「蓮の花のこども」 木彫 



「誕生偈」 石膏に着色



「お山の観音様」を、木彫の手回しオルゴールで前奏と1番だけ回しました。(浅い浮彫りの表面に、少しシミがついてしまいましたが…)

「お山の観音様」(詞と曲/高橋れい子)
遠いお山の観音様に
参りました、お花の姉妹
露が光って落ちました
 
落ちて露はお池に流れ
笑いさざめく水の面
お日様光って歌います

満ちてお山の観音様に 
シャランシャラン鈴鳴らせば
月が光って笑います

白く積もったお山の峰に
かけて遊ぶ白うさぎ
雪が光って踊ります


(糞掃衣とは僧の衣のことで、糞や塵のように捨てられたぼろ布を洗い、つづって作ったことからそう呼ばれています。)

「糞掃衣」 (ふんぞうえ)
布をたして
布をたして
裂かれた布をたして
踏まれた布をたして
弱った布をたして
拾った布をたしてゆく

布をさらして
布をさらして
水に布をさらして
空に布をさらして
風に布をさらして
きのうに布をさらしてみる

布を透かして
布を透かして
光に布を透かして
闇に布を透かして
夢に布を透かして
あしたに布を透かして
身に纏う