アトリエ〈あゆす〉のホームページには「歌とオルゴールの部屋」というページがあります。その中で１９９６年につくった「山桜」という曲を紹介しています。越生町に住む菅井千春さんが歌ってくれている動画と、歌が生まれた経緯やその後の関わりを「山桜の花」「山桜の樹」を通して書いてきました。材木、林業、山の景色などの位置から見た山桜のこともお伝えしたいとずっと思ってきました。
この一本の樹木が、１５年間住んだ越生の黒山で経験してきたことや日々感じていたことを〈歌〉という形に結ばせてくれ、歌を通してたくさんの人と巡り会える機会をもたらしてくれたんだなあと改めて思います。 「山桜」のページの一番下に「綾錦（あやにしき）を織り成す山 － 広葉樹と針葉樹」という題名で書き加えました。